2017年10月13日金曜日

君が喜ぶことをしたい

君が喜ぶことをしたい

まゆ



人と話すのが苦手で、手紙を書くことにした。話すのが苦手というのは、コミュニケーションが苦手という意味では無い。誰かと対面でにこやかに話を聞いたり、言葉を紡いだりすることには少し慣れてきた気がするから(これそのものが苦手であった時期もあったが)。

自分には学がない。ゆえに語彙も人の心をつかむ話し方の技術もない。あるのは宙ぶらりんにうかぶ私自身の乏しい乏しい、申し訳程度の感性だけだ。

自分の美学を人と話しながらまとめる時、いつも自分の考えや結論とは違う形で落ち着いてしまうのが我慢出来ない。

だから手紙を読んでほしい。手紙なら、誰のツッコミも質問もないし、相手が心地よく聞くための余計な言葉選びもいらないと思うから。


2017年9月11日月曜日

消える亡霊

人が消えていくのが寂しいだけだった 
好きとか愛してるとかそういうことはやっぱりわからないが、近くにいた人がふと消えるとこんなに寂しいものはないと思う。
いつもそうだ。いつも仲良くしたい人から消えていく人生だった。

2017年6月19日月曜日

目はみる

私との生活よりも、キャラクターと別れるほうを選んじゃうんだね

2017年5月22日月曜日

あと

おはようございます 

と君は言ったことがあるだろうか。


あるだろうな。キモいよお前。
みんな。

2017年5月12日金曜日

不和



なにがそうさせたんだろうね。

彼女の言葉はいつも霧の中を手探りさせ、輪郭を持つ。不必要なことは何も言わないけど、必要なことも言わないことがある。

なにがそうさせるんだろうね。

私は君が好きだよと嘘をつく。
晴れた視界に浮かび上がる蜃気楼がそうさせたんだろうね。